JR東日本(東日本旅客鉄道)の新卒採用情報と企業研究

    こんにちは、上原です。
    JR東日本の会社紹介、新卒採用情報、過去の選考情報等をまとめました。


    JR東日本の新卒採用情報

    JR東日本にはポテンシャル採用(総合職)とプロフェッショナル採用の2種類があります。

    ポテンシャル採用では、駅やメンテナンス部門、ショッピングセンターなどのJR東日本グループのサービスを展開する第一線の業務に従事した後、企画部門やグループ会社などの幅広い分野の仕事に従事します。こちらはいわゆる総合職での採用で、様々な分野での活躍が期待されています。

    プロフェッショナル採用では、駅、乗務員(車掌・運転士)、列車制御システム、エネルギー、情報通信、車両、機械、保線、土木、建設、建築といった鉄道事業で働きます。こちらは鉄道事業のプロフェッショナルとしての活躍が期待されています。

    ■ポテンシャル採用(総合職)について

    ポテンシャル採用では、「鉄道部門」の(1)鉄道事務、(2)列車制御システム・エネルギー・情報通信、(3)輸送・車両・機械、(4)保線・土木・建設、(5)建築、の5つの分野、「生活サービス部門」、「IT・情報システム」の合計7つの分野のうち1つを選んで応募します。

    (1)鉄道事務の仕事内容
    鉄道やIT・Suicaの事業展開、JR東日本の経営サポートが鉄道事務の仕事です。
    具体的には、観光開発や旅行商品開発、宣伝、サービス向上施策等の鉄道営業、Suicaの販促、経営企画・投資計画や、財務・人事・総務・広報・法務などの仕事があります。

    (2)列車制御システム・エネルギー・情報通信
    列車の進路制御や運行管理を行う「列車制御システム」、列車や駅に電力供給を行う「エネルギーネットワーク」、鉄道輸送サービスに不可欠な音声・データ通信を行う「情報通信ネットワーク」について、工事・開発計画の策定、設計・施工監理からメンテナンス業務まで幅広く担当します。

    (3)輸送・車両・機械
    列車ダイヤ・輸送計画の策定、運行管理、鉄道車両の研究・開発、車両のメンテナンス体制の構築、その他にも自動改札機やホームドア等の機械設備の開発・改良を行う仕事です。

    (4)保線・土木・建設
    線路や、橋りょう、トンネルなどの土木構造物を検査し、補修・補強工事を行っている他、駅改良工事などの建設プロジェクトの調査計画、設計、工事監理も担当しています。

    (5)建築
    駅ビルや駅舎等の建築物の新築、改良およびメンテナンスが主な仕事です。

    生活サービス部門
    「駅を中心とした魅力あるまちづくり」を目指した開発コンセプトを構築し、社内外の関係者を取りまとめながら開発プロジェクトを推進しています。

    IT・情報システム
    列車運行管理システム、列車や旅行の予約・販売システム、Suica管理システムなど開発や運用が主な仕事内容です。

     
    ■プロフェッショナル採用について

    プロフェッショナル採用では、(1)駅・乗務員、(2)列車制御システム・エネルギー・情報通信、(3)車両・機械、(4)保線・土木・建設、(5)建築の合計5つの分野のうち1つを選んで応募します。

    (1)駅・乗務員
    入社後にみどりの窓口でのきっぷの販売や改札での精算・案内などを行います。その後は車掌・運転士の運行業務を担当します。

    (2)列車制御システム・エネルギー・情報通信
    列車の進路制御や運行管理を行う「列車制御システム」、列車や駅に電力供給を行う「エネルギーネットワーク」、鉄道輸送サービスに不可欠な音声・データ通信を行う「情報通信ネットワーク」について、工事設計・開発・施工監理やメンテナンス業務を担当します。

    (3)車両・機械
    車両のメンテナンス、券売機や自動改札機、エレベータ、ホームドアなどの機械設備の保守・施工監理を行います。

    (4)保線・土木・建設
    線路、橋りょうや高架橋、トンネルなど土木構造物の保守管理や改良工事に関する業務を行います。

    (5)建築
    駅舎、駅ビル・オフィスなどの建築物の新築、改良およびメンテナンスを担当しています。

     

    JR東日本の選考情報

    JR東日本はリクルーター制度を採用しています。
    過去に内定者をたくさん出している研究室や、有名大学のインフラ系の学科にはOB・OGを通じて少人数制のセミナーを開いたり、カフェなどで個別面談を開いてくれます。

    リクルーターは研究室等の先輩が紹介経由で声をかけてくる場合もありますが、ほとんどはエントリーシートを提出すると、学歴等の条件をクリアすれば直接携帯に電話がかかってきます。

     
    リクルーターとの面談は3月までにカフェ等で1~3回行われます。
    ここでの結果次第で4月以降の本選考に呼ばれるかどうかが決まります。

    本先行の1次面接は4月の1~2週目に行われます。
    1次は集団面接であることが多いようですが、人によっては最初から学生1人対人事2人ぐらいの個人面接になる人もいるそうです。
    1次面接の時に作文などの筆記試験が行われる場合もあります。

    2次面接~最終面接までの回数は人によってばらばらで、早い人だと2次面接がいきなり最終面接になる場合もあるようです。
    多い人でも全部で3~5回目ぐらいが最終面接になります。
    この回数はそれまでの面接での評価や、リクルーター面接の回数によって違ってくるようです。

     
    JR東日本のポテンシャル職は人気も高くかなり狭き門です。
    ポテンシャル職の内定者は東大をはじめとする旧帝大の人達がほとんどで、多くがリクルーター経由での採用です。

    JR東日本はリクルーター制を採用してはいますが、自分がリクルーターと接触できなかったからといって希望を捨てる必要はありません。
    JR東日本はポテンシャル職(総合職)で100~200人弱、プロフェッショナル職では1,000人以上を採用します。
    これだけの人数の採用が全てリクルーター経由とは考えにくいです。

    とはいえ、リクルーター経由以外でポテンシャル職から内定をもらうのは至難の業なので、できるだけ早めにエントリーシートを提出しましょう。

     
    また、プロフェッショナル職はリクルーター制度はほとんどないと思います。
    通常通りの選考プロセスが進むので、4月までにリクルーターからの接触がなかったからといって、落ち込む必要はありません。

     

    JR東日本の強みと弱み

    ■JR東日本の強み

    ・東京圏と新幹線で収益の85%を占める安定した収益源を持っている
    ・鉄道以外にも駅ナカなどの商業施設からの収入もある

    強みはなんといっても「インフラ事業」という安定した収益が見込めることです。
    もはや鉄道が私たちの生活からなくなることは考えにくいです。
    鉄道が必要なくなるようなイノベーションは今後しばらくは起こらないでしょう。

    そして当たり前ですが、首都圏は日本の鉄道市場で最も儲かる場所です。
    利用客数で見たら、世界でも有数の鉄道市場が首都圏にはあります。
    この魅力的な首都圏の鉄道市場で鉄道からの収益でなく、駅周辺の開発も含めた複合的な収益を見込めるのがJR東日本の大きな強みです。

     
    ■JR東日本の強み

    ・事故が起きた時の復旧が私鉄と比較して遅い
    ・公共性が非常に高いため、利益率の低い地方から事業撤退ができない
    ・日本は人口減少国であり、市場は今後も縮小していくこと

    JR東日本の大きな弱みは「公共性の高さ」です。
    公共性が高いため、利益が出ないからといって赤字路線から撤退することができません。
    今後も都市への人口集中が進むでしょうから、利益が出る路線と出ない路線の二極化が更に進むでしょう。
    地方の鉄道利用者が今後も減っていく中で、地方でも利益を確保することがJR東日本の課題です。

    また、日本の市場そのものが縮小しているのもJR東日本の収益を押さえつけてしまう大きな要因です。
    日本は人口が減少しており、JR東日本が海外に進出するわけにもいきませんから、これはどうしてもしょうがないことです。
    駅ナカは鉄道以外のビジネスとしての1つの成功例ですが、このような新規事業を今後も行っていく必要があります。

     

    JR東日本の給料事例

    ■JR東日本の平均給与

    JR東日本の2011年度の従業員数(単体)と平均給与

    従業員数:52,076人
    平均給与:670万円
    平均年齢:41.7歳
    平均勤続年数:17.0年

    JR東日本は安定した収益源があるため、給料も安定して高いです。
    残念ながら年功序列の文化が強く、基本給はそれほど高くありませんが、それを残業代でカバーしています。
    なので、忙しい部署とヒマな部署で給料の差が大きいです。

     
    その他にも口コミベースですが、以下のような給料事例があります。

    新卒10年目 年収650万円
    新卒9年目 年収700万円
    新卒9年目 年収650万円
    新卒7年目 年収450万円(おそらくプロフェッショナル職)
    新卒5年目 年収500万円
    新卒3年目 年収500万円

    これらは残業などの手当が含まれた金額です。
    部署によって残業時間は大きく違うので、給料も人によってバラつきが出ます。
    あくまでも参考程度にしておいてください。

     

    JR東日本のワークライフバランスと女性の働きやすさ

    部署にもよりますが、全体的にそこまで忙しい会社ではありません。
    有給消化率も高いので、忙しくて全く有給が取れないということはないようです。
    但しこれも部署によって差が大きく、ポテンシャル職の建築の分野で働いている私の知り合いは常に忙しそうにしています。

    女性の働きやすさについては、さすがに大企業ですので産休や育休の制度はしっかりしています。
    しかし、特にプロフェッショナル職はいまだに男性の仕事というイメージが強いようで、地域によっては女性が働きにくい環境も残っているみたいです。
    また、女性の幹部職育成にも力を入れているようなので、ポテンシャル職の場合だと女性だから出世が遅いということはなさそうです。

     
    以上がJR東日本の選考情報のまとめでした!

     
    以下のページもぜひ参考にしてください。
    JR東日本の新卒採用ページ
    JR東日本の投資家向け情報のページ

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