ファーストリテイリングの企業研究と新卒採用情報

    こんにちは、上原です。
    JR東日本の会社紹介、新卒採用情報、過去の選考情報等をまとめました。

    fastretailing
     

    ファーストリテイリングの概要

    ファーストリテイリングは、もはや日本で知らない人はいないファッションブランド「ユニクロ」を運営している会社です。

    その成長速度は日本の企業の中でもすさまじく、営業利益は2003年8月期の413億円から2012年8月期の1,265億円に、10年間で3倍に増えました。

    株価も過去5年間で2倍以上に上昇しています。

    SPA(アパレル製造小売)企業としては世界的にも存在感があり、H&M、ZARAを運営するインディテックス、GAPに次いで世界4位の地位にあります。

    現在のユニクロの事業は、(1)国内ユニクロ事業、(2)海外ユニクロ事業、(3)グローバルブランド事業、の3つに分けられます。

    それぞれの事業について細かく説明します。

     
    (1)国内ユニクロ事業

    国内ユニクロ事業は、日本のアパレル市場10.7兆円のシェア5.6%を占め、全国で845店舗(2012年8月末現在)を展開する国内最大規模のアパレル小売です。
    ユニクロは、企画から生産・販売までを一貫して行うSPA(Specialty store retailer of Private label Apparel:アパレル製造小売り企業)のビジネスモデルを確立しています。一方で、国内のアパレル業界2位のしまむらは「仕入れ型」のビジネスモデルを採用しています。
    このSPAのビジネスモデルのおかげでユニクロは原価を安く抑えることができ、都内の好立地に出店しても利益率は他のアパレルメーカーよりも高い水準を維持できています。

     
    (2)海外ユニクロ事業

    ユニクロは海外展開にも非常に力を入れており、海外の店舗数はこれまで指数関数的に伸びてきました。
    2012年8月期のユニクロの海外店舗数は300店舗弱でしたが、2013年8月期にはアジアを中心にさらに155店舗増える予定です。
    ユニクロはアジアでの圧倒的なナンバーワンの地位を目指しており、これまでは中国、香港、韓国での展開が主でしたが、2009年からシンガポール、台湾、マレーシア、タイ、フィリピンと出店エリアを拡大しています。

     
    (3)グローバルブランド事業

    グローバルブランド事業では、低価格とファッション性を強みとするジーユー、シンプルなデザインと素材への評価が高いセオリーブランド等を展開しています。
    最近では銀座旗艦店の出店、テレビCMの効果によりジーユーの知名度が飛躍的に上がっている他、セオリー事業も2012年8月期には過去最高益を出しました。

     

    ファーストリテイリングの新卒採用情報

    ファーストリテイリングでは地域別・事業別に新卒の採用を行っています。

    例えば日本国内だと、ユニクロ事業、ジーユー事業、セオリー事業、コントワー・デ・コトニエ事業でそれぞれ採用を行っています。

    例えば国内のユニクロ事業では、「グローバルリーダーを募集」というテーマで、店長候補やマーケティング、デザイナー、経営計画と、ユニクロの様々な分野で働ける人材を募集しています。

    また、グローバルリーダーという言葉にある通り、入社後の希望と実力を考慮して海外への配属もあり得ます。

     
    ファーストリテイリングが求めている人材

    ファーストリテイリングは「世界で活躍する人材」を新卒採用で求めています。

    そしてもう一つ大事なキーワードが「経営者の視点」です。

    「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という志の元、リーダーとして主体的に世界を良くしていきたいという想いを持った人材が求められます。

    また、ファーストリテイリングは新卒採用のページで、「経営者に向く人」として次の5つの資質を挙げています。

    ・本質を見極める
    ・自分で考え、最後までやりきる
    ・失敗から学び、成長できる
    ・高い志がある
    ・信頼される

    この5つが新卒採用でも求められている条件だと思います。

     

    ファーストリテイリングの強みと弱み

    ■ファーストリテイリングの強み

    ・社員が若く(平均年齢37歳)、会社として勢いがある
    ・社長(柳井社長)の吸引力の高さ
    ・財務体質が非常に健全で(借金が少なく、現金が豊富)、海外展開の余力がある
    ・商品の企画、製造、販売を一貫して行っており、利益率が高い
    ・ヒートテックなど、オリジナリティのある高品質な商品がある
    ・世界中の素材メーカーから大量購入することで、原料コストが安い

    ユニクロは「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という企業理念を掲げており、その言葉の通り、アパレル業界にイノベーションを起こしてきました。

    その原動力となったのが創業者であり、カリスマ経営者でもある柳井社長の吸引力にあります。

    ファーストリテイリングは必ずしも全ての事業で成功してきたわけではないです。
    例えば、ユニクロのジーンズブランドの「UJ」は不発に終わっています。

    しかし、「失敗から学び、成長できる」ことを新卒採用でも求めているように、2002年8月期の大幅減益のような壁もありましたが、1994年の上場時から2012年までに営業利益は40倍にまで拡大してきました。

    また、ファーストリテイリングのもう1つの強みはそのバリューチェーンです。

    世界各国の取引先との関係の構築、研究開発、商品企画、製造、販売まで、全て自分達の力で行っています。

    このビジネスモデルと特別に調整されたバリューチェーンのおかげで、ファーストリテイリングは10%以上の高い営業利益率を10年以上維持しています。

     
    ■ファーストリテイリングの弱み

    ・創業者である柳井社長の力が強く、後継者問題のリスクあり
    ・ユニクロ、ジーユー等の特定のブランドに収益が偏りすぎていること
    ・アジア以外の海外での展開の遅れ

    柳井社長の存在は強みである一方で、柳井社長引退後の経営者に対する不安もあります。
    柳井社長もすでに60歳を超えています。
    吸引力の非常に強いカリスマ的な経営者であったからこそ、引退後にファーストリテイリングが方向性を見失ってしまうリスクがあります。

    また、ファーストリテイリングの営業利益の9割以上は国内外のユニクロ事業で稼いでいます。

    ユニクロという1つのブランドへの依存度が非常に強いので、もしユニクロのブランド力を傷つけるような事件が起きた場合に、収益が大幅に落ちてしまうリスクがあります。

     

    ファーストリテイリングの給料事例

    ■ファーストリテイリングの平均給与

    2012年8月期の有価証券報告書によると、ファーストリテイリングの平均給与は以下の通り。

    平均年齢 37歳3カ月
    平均勤続年数 5年6カ月
    平均年間給与 676万円

    国内のアパレル業界2位のしまむらの平均給与が584万円であるため、アパレル業界の中ではかなり高い給与水準です。

    口コミ情報によると、ファーストリテイリングでは実際に以下のような給与事例があるようです。

    ファーストリテイリングの給与事例

    35歳 リーダー 年収1200万円
    34歳 中途入社 年収750万円
    38歳 中途入社 年収800万円

    年功序列の文化は全くなく、完全に個人の実力で給料が決まります。
    1年目で店長に昇格するケースもあり、2年目には年収が100万円も差がつくこともあるようです。

     
    以下のページもぜひ参考にしてください。
    ファーストリテイリングの新卒採用ページ
    ファーストリテイリングのIR情報のページ

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