企業研究のやり方を総まとめ!効率的に企業研究を進める方法10選

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    企業研究は自己分析と同様に内定には必須のプロセスです。しかし、企業研究のやり方が分かっていないといろいろな情報を行ったり来たりして時間を無駄にしてしまいます。

    効率的に企業研究を進めるために、企業研究のやり方10選をご紹介します。

    ここで紹介している企業研究の方法を網羅しておけば、就活生の企業研究としては十分な情報が得られると思います。

    1.業界地図で業界動向や企業の勢力図を把握する

    就活を始めたばかりの時期は、世の中にどんな企業や仕事があるのかまだあまり知らないと思います。そんなときに参考になるのが業界地図です。

    有名なのは日本経済新聞社の「日経業界地図」や東洋経済の「会社四季報 業界地図」ですが、どちらか1冊は必ず買っておくことをお勧めします。

    各業界にどんな企業があるのかが分かるだけでなく、各企業の提携関係や業界内でのポジションも分かりやすくまとめられています。業界の基礎知識や最近の動向も学ぶことができるので、1冊持っておいて損はない情報量です。

    私も毎年、日経か東洋経済のどちらか1冊は必ず買うようにしています。本屋で中身をぱらぱらとめくってみて情報量が多そうなものを選んでいるのですが、個人的には「日経業界地図」の方が情報量が多くておすすめです。

    業界地図の活用方法
    • 世の中にどんな業界・企業があるのかを学ぶ
    • 各企業の提携関係や業界内でのポジションを知る
    • 最近の業界動向や業界の基礎知識を把握する

     

    2.合同説明会に参加する

    リクナビ等が主催する合同説明会も、就活を始めたばかりの頃に幅広く情報を集めるのにお勧めです。

    最初の頃はBtoC(消費者向け)のビジネスをやっている有名企業にばかり興味が行きがちですが、世の中にはあなたの知らない優良企業がたくさんあります。合同説明会では選り好みをせずにできるだけたくさんの企業の話を聞いてみましょう。

    ただし、合同説明会で得られる情報は企業の簡単な紹介程度で、非常に表面的です。なので、合同説明会は就活を始めたばかりの頃に数回行っておけば十分です。

    早い段階で興味のある会社を見つけて、この後に紹介する個別企業の企業分析に進みましょう。

    合同説明会の活用方法
    • 世の中にどんな業界・企業があるのかを知る
    • いろいろな企業から話を聞いて、少しでも働きたいと思える企業があったら個別の企業分析に進む
    • 合同説明会はあくまでも就活初期の情報収集なので、数回行けば十分

     

    3.業界動向が書かれている本を読む

    業界地図や合同説明会を通じて興味のある企業や業界が見つかったら、その業界について詳しく書かれている本を読んでみましょう。

    例えば商社であれば以下のような業界研究本が出版されています。

    このような業界研究本では、業界地図だけではカバーしきれない詳しい業界動向について知ることができます。

    また、業界内にどんな企業があるのかも紹介されているので、効率よく企業研究を進めることができます。この段階ではあまり先入観を持たずに、純粋な気持ちで企業間の比較をしておきましょう。

    業界研究本の活用方法
    • 業界地図や合同説明会で興味のある業界・企業が見つかったら読み始める
    • 最近の業界動向やトピックを把握する
    • 業界内の各企業の特徴や違いを理解する(先入観を持たずに業界内の企業を網羅的に比較する)

     

    4.企業のホームページから情報を集める

    企業のホームページには様々な情報が詰まっています。企業の製品情報や事業内容はもちろんのこと、上場企業であれば業績について詳細なデータも掲載されているので、ホームページは企業研究において欠かせない情報源です。

    ホームページ内に掲載されているニュースリリースも企業の最近の動向を把握するために必ずチェックしましょう。最近発売した製品の情報から工場建設や海外進出の情報まで、重要な企業活動は全てニュースリリースに掲載されているはずです。

    投資家向けの情報も企業研究にとても役に立ちます。ホームページ内では「投資家向け情報」や「IR情報」と記載されていますが、投資家がその企業に投資するかどうかの判断材料にしているページなので、その企業に関する重要な情報はすべて投資家向けページに掲載されていると言っても過言ではありません。

    最近の業績動向、決算説明会の資料、アニュアルレポート、中期経営計画の資料など、企業研究に役立つ資料がたくさん掲載されているので、本気で調べたい企業が見つかったら必ず投資家向けページはチェックしましょう。

    企業ホームページの活用方法
    • 会社概要、製品情報、事業内容などの基本的な情報を知る
    • 最近の企業動向を把握するにはニュースリリースが便利
    • 「投資家向け情報」のページでは決算や中期経営計画の資料、アニュアルレポートを活用する

     

    5.会社説明会に参加する

    会社説明会に行く目的は3つあります。

    1つ目の目的は単純に情報取集です。会社の事業や仕事の内容について知ることができますし、実際にその会社で働く社員の方から話を聞く機会もあるでしょう。インターネット上の情報だけでは分からない、会社の雰囲気や社員の人柄について知る良い機会です。

    2つ目の目的は社員とのコネクションです。可能であれば人事や現場の社員の方から名刺をもらって、その後のOB・OG訪問につなげてください。

    3つ目の目的は同じ業界を目指している就活生とのつながりです。これは合同説明会でも同様ですが、説明会などの就活イベントに参加した時は自分よりも優秀な就活仲間を最低でも1人は見つけることを心がけてください。

    会社説明会の活用方法
    • インターネットの情報だけでは分からない会社の雰囲気や社員の人柄を知る絶好の機会
    • 社員の名刺をゲットしてその後のOB・OG訪問につなげる
    • 自分よりも優秀な就活仲間を見つけて、その後の就活情報戦を有利に進める

     

    6.インターンに参加する

    「インターン参加で就活を有利に進める5つのポイント」にも書きましたが、就活を有利に進めたければインターンへの参加は必須です。

    できれば短期のインターンよりも1週間以上の長期インターンに参加すると良いでしょう。長期インターンであれば実際の業務に近い経験をすることができるので、企業や仕事の内容に対してより理解を深めることができます。

    また、インターンは社員や就活仲間などの人のつながりを作る絶好の機会でもあります。できるだけ多くの社員から仕事のやりがいや今後のキャリアプランについて聞いて回り、その後のOB・OG訪問へと活かしましょう。

    インターンの活用方法
    • 実際の業務に近い経験をして企業や仕事に対する理解を深める
    • 社員の方とのコネクションを作ってその後のOB・OG訪問につなげる
    • たくさんの社員の方から話を聞いて仕事のやりがいや今後のキャリアプランを聞いて回る

     

    7.OB・OG訪問に行く

    OB・OG訪問は可能な限りたくさんの社員に会いに行くことをおすすめします。志望企業だけでなく、比較のために同業他社の社員にもOB・OG訪問に行きましょう。

    マイナビのアンケート調査によると、OB・OG訪問に行ったことがある就活生は全体の4分の1しかいないそうです。これはつまり、OB・OG訪問に行くだけで残りの75%の就活生に差をつけるチャンスとも言えます。

    会社説明会やインターンの場でも社員からの話は聞けますが、公式な場での話だとどうしても「良い面」ばかりに焦点が当てられます。OB・OG訪問では社員の方もわりとフランクに話をしてくれるので、現場で働く人の生の声を聞いて会社や仕事に対する理解を深めましょう。

    OB・OG訪問に行く時はこちらの記事も参考にしてください。

    obog_qaOB訪問で必ず聞いておくべき質問リスト30選
    OB訪問の成果を内定へとつなげるためには、しっかりとした目的意識を持って事前に質問を準備しておくことが大切です。OB訪問で聞くべき質問の具体例を目的別にリスト化し、各質問のポイントをまとめました。OB訪問に行く時は目的意識を持とう難関企業からの内定が欲...
    OB・OG訪問の活用方法
    • OB・OG訪問に行くときは事前に情報収集や質問をしっかりと準備しておく
    • 仕事のやりがいやつらいこと、同業他社との違いなど、現場の社員だけが知っている情報を引き出す
    • 調べればすぐに分かるような簡単な質問はあなたの評価を下げるので要注意

     

    8.経営者が書いた本を読む

    志望企業がある程度絞れてきたら、その会社の経営者が書いた本を読んでみましょう。会社の歴史や文化だけでなく、経営者が何を考えながら経営してきたのかを学ぶことができます。

    有名な企業であれば経営者が書いた本以外にも、経営学の本で事例として取り上げられていたり、その会社の特集本などが出版されている場合もあるのでぜひチェックしてみましょう。

    例えば、Amazonでソニーと検索するとソニーについて書かれた本がたくさん出てきます。

    Amazonで買えるソニーに関する書籍一覧

    ソニーぐらいの有名企業になるとけっこう適当な本も何冊かあるようですが、ためになりそうな本を2~3冊選んで読めば、社員よりもソニーの歴史や経営について詳しくなることができます。

    その知識を武器に面接官とソニーについて深い議論を交わすことができれば、面接官からあなたへの評価は間違いなく上がるでしょう。

    経営者が書いた本の活用方法
    • 会社の歴史や文化、経営方針を知るには経営者が書いた本を読むのが一番
    • 経営者の本を読んで得た知識を武器に面接官と深い議論を交わすことができれば高評価
    • 経営者の著書以外にも経営者のブログやTwitter等のSNSも要チェック

     

    9.就活情報サイトを活用する

    企業の選考情報を知るには、就活情報サイトに先輩達が投稿している選考情報が役に立ちます。

    例えば以下のサイトにはたくさんの企業の選考情報や内定者のエントリーシートが掲載されています。

     

    これらのサイトを活用して、事前に選考プロセスや面接での質問内容をチェックしておきましょう。

    通常の選考プロセスとは別にリクルーター制度を採用している企業もあるので、選考に乗り遅れないためにも選考情報の事前チェックは必須です。

    就活情報サイトの活用方法
    • みん就やunistyleなどの就活情報サイトは内定者が投稿したエントリーシートや選考情報を見るのに便利
    • リクルーター制度を採用してる企業もあるので、選考に乗り遅れないためにも選考情報の事前チェックは必須
    • 内定者のエントリーシートを読めば、どんなアピールが企業に評価されやすいのかが分かる

     

    10.会社の商品に実際に触れてみる

    興味のある企業が消費者向けの商品を扱っているのであれば、ぜひその商品を買って実際に試してみましょう。

    いろいろな人に話を聞いてくるのも大事ですが、自分の実体験に勝る情報はありません。その商品を使ってみて感じたことを素直に伝えれば、それだけで志望動機が完成することもあります。

    会社への興味を伝えるにしても、その商品を実際に使ったことがあるのとないのとでは、説得力に雲泥の差が生まれます。

    また、これは特にBtoBのビジネスをやっている企業にあてはまることですが、製品展示会などへの参加もお勧めです。幕張メッセなどの大規模な会場で開催されている展示会では学生でも入場できることが多いです。

    実際に商品を開発している人の話を聞いたり、商品に手を触れてみることで、ライバル就活生にはないあなただけの視点から志望動機を語れるようになります。

    企業研究に実体験を活用する
    • BtoCビジネスの企業であれば実際に商品を試してみて、素直な感想を企業に伝える
    • BtoBビジネスの企業であれば製品展示会で開発者や営業の人から話を聞くのがおすすめ
    • 実体験をベースに作られた志望動機には説得力が生まれ、ライバルに差をつけることができる

     

    効率的に企業研究を進める方法10選まとめ

    以上、効率的に企業研究を進めるためのやり方10選を紹介してきました。

    以下の10ステップに沿って企業研究を進めていけば、就活生の企業研究としては十分な情報が得られると思います。

    • STEP 1. 業界地図で業界動向や企業の勢力図を把握する
    • STEP 2. 合同説明会に参加する
    • STEP 3. 業界動向が書かれている本を読む
    • STEP 4. 企業のホームページから情報を集める
    • STEP 5. 会社説明会に参加する
    • STEP 6. インターンに参加する
    • STEP 7. OB・OG訪問に行く
    • STEP 8. 経営者が書いた本を読む
    • STEP 9. 就活情報サイトを活用する
    • STEP 10. 会社の商品に実際に触れてみる

    最終的に社員と同じ目線で会話できるぐらいの知識を身に着けることができれば、面接での会話も弾み「この学生を採用したい!」と思ってもらえるはずです。

    OB・OG訪問に行かない就活生が全体の75%も占めているように、企業研究をないがしろにしている就活生は意外と多いです。逆に言えば、企業研究をしっかりとやれば、それだけ他の就活生との差別化ができるということです。

    ぜひこの10ステップを参考にして効率的に企業研究を進めて、ライバルたちに差をつけてください。

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