採用されるインターン志望動機を考える3つのステップ

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    インターン選考に通過することができれば、本番に向けての自信につながりますし、もしかしたらインターンの結果次第では夏の時点で内定ももらえるかもしれません。

    本選考に向けて他の就活生を一歩リードするためにも、インターンの選考は確実に通過しておきたいところです。しかし、インターンの志望動機の考え方は本選考とは少し違います。

    そこで、インターンシップに採用されるための志望動機の考え方をインターンのタイプ別に解説します。自分が参加するインターンのタイプに応じて、この記事に書かれているステップで志望動機を考えれば、インターン選考の通過がぐっと近づくはずです。

    インターン志望動機を考える3つのステップ

    インターンの志望動機は、次の3つのステップに沿って考えていきます。

    インターン志望動機を考える3つのステップ
    • Step 1. インターンの内容を調べる
    • Step 2. 自分の棚卸しをする
    • Step 3. 志望動機を考える

    そもそもインターンの内容や企業がどんな事業をやっているのかを知らなければ志望動機は絶対に書けません。なので、最初に企業研究をしてインターンの内容や企業の事業内容を知る必要があります。

    次に、自分の棚卸をして志望動機のネタ探しをします。将来の夢やインターンで興味を持った点や学びたいことを整理しましょう。

    企業研究と自己分析が終えてから、ようやく志望動機を考え始めます。何のきっかけもなしにいきなり志望動機を考え始めてもなかなか文章は出てきません。なので、良い志望動機を作るためには準備段階であるSTEP1と2がとても重要になってきます。

    それでは、インターン志望動機を考える各ステップについて具体的に解説します。

     

    Step 1. インターンの内容について調べる

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    どんなインターンなのかを知らなければ始まらないので、まずはインターンの内容について次の2つの視点から調べましょう。

     

    1.インターンを開催している企業について調べる

    インターンの内容を調べる前に、まずは開催している企業について調べてください。

    企業研究で調べるポイント
    • どんな事業をやっているのか
    • 売上、利益はどれぐらいの規模なのか
    • 戦略的にどの分野を伸ばそうとしているのか
    • どんな課題を抱えているのか

    企業の事業内容や戦略が分かれば、そのインターンで経験できる仕事が企業の中でどういう位置づけなのかが見えてきます。逆に企業について基本的な知識がないと、インターンで学べることが半減してしまいます。

    企業研究のやり方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

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    2.インターンの内容を調べる

    次はインターンの内容について調べます。

    インターンについて調べるポイント
    • インターンの内容(何を学べるのか)
    • 企業視点で見たインターンの分類(企業PR型、採用直結型、アルバイト型)
    • インターンの開催期間
    • 去年参加した先輩の経験談

    何を体験できるインターンなのか、何を学ぶことができるのか、という点は必ずチェックしてください。インターン内容をちゃんと調べずに参加してしまうと、自分が学びたかったこととまったく違う内容だったりして時間の無駄になってしまいます。

    また、企業側の目的によってインターンは次の3つのタイプに分かれます。

    企業視点で分類したインターンの3つのタイプ
    • 企業PR型インターン:企業が知名度向上のために開催するインターン
    • 採用直結型インターン:インターンでの成果が内定に直結するインターン
    • アルバイト型インターン:企業が労働力確保のために開催するインターン

    どのタイプに参加するかによって志望動機の書き方が変わるので、自分が参加したいインターンがどのタイプに分類されるのか、エントリーシートを書き始める前に必ず確認しましょう。

    インターンの3つのタイプについてはこちらの記事も参考にしてください。

    internship_typeもうインターン選考で悩まない!インターン選考のタイプ別攻略法
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    Step 2. 自分の棚卸しをする

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    インターンの内容について調べたら、次は自分の棚卸しです。

    自分の棚卸しとは、自分の考えていることを整理することです。

    そのインターンのどんなところに興味を持ったのか、インターンを通じて何を学びたいのかを紙に書き出して、自分の頭の中を整理しましょう。

    野村不動産のインターンを例に挙げて、自分の棚卸しをする方法を解説します。

     

    1.そのインターンで興味を持った点とその理由を挙げる

    まずはそのインターンで興味を持った点(学びたいことなど)とその理由を書き出していきましょう。興味を持った内容があなたの将来ビジョンと関係していると、志望動機に説得力が増します。

    例えば、野村不動産では職業体験型インターンを毎年開催しています。デベロッパーの業務を1週間かけて体験する貴重なインターンなのですが、私だったら以下のような点に興味を持ちます。

    野村不動産のインターンで私が興味を持った点
    • マンション事業や再開発事業での現場の働き方を学べる
      野村不動産が駅前を再開発して建てたマンションをいくつか見てきて、自分もこんなマンションに住みたいという思いから、だんだんと「住民が笑顔で暮らせるマンションを建てたい」という思いを持つようになった。不動産開発の現場とプロセスを学びたいと思い、興味を持った。
    • 社員から仕事のやりがいやキャリアについての話をたくさん聞ける
      野村不動産のインターンは就活生がインストラクターの社員にマンツーマンでついて業務を体験できるので、社員の働き方を間近で見ることができる。また、社員から話を聞く機会がたくさんある。
    • 総合デベロッパーの社員から働き方を学べる
      不動産会社で働く人たちがどんなことを考えながら仕事をしているのか、1日のスケジュールや具体的な仕事内容などに興味を持った。

     

    2.インターンでの目標を設定する

    次にインターンでの目標を設定しますが、これはインターンで興味を持った点とその理由の裏返しでもあります。

    例えば野村不動産のインターンの場合、以下のような目標が考えられます。

    野村不動産のインターンで設定した目標
    • デベロッパーが都市を再開発していくプロセスを学ぶ
    • どのようなマンションだと住民の満足度が高いのかを学ぶ
    • 都市再開発で住民や自治体から求められているものを学ぶ
    • 都市再開発、マンション開発の現場をの働き方を学ぶ
    • デベロッパーで働く人のキャリアや仕事のやりがいを学ぶ

    このように、インターンを通じて学びたいことを目標として設定しましょう。

     

    Step 3. 志望動機を考える

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    インターンの内容を調べて、自分の棚卸しも終わったら、実際に志望動機を考えていきましょう。

    インターン志望動機の考え方はインターンのタイプによって変わります。企業視点で見た3つのインターンの種類別に、志望動機の考え方を解説します。

     

    企業PR型インターンの場合

    企業PR型のインターンは「企業が自社の知名度を向上するため」に開催するインターンです。企業はできるだけたくさんの就活生を集めいたいと思っているので、選考のハードルは3種類のインターンの中で最も低いです。

    企業PR型インターンの志望動機は、「そのインターンに興味を持った理由」を軸に考えれば大丈夫です。

    具体的には、次の順番で志望動機を作っていきます。

    企業PR型インターンの志望動機を書くフレームワーク
    • Step 1. インターンで興味を持った点を簡単にまとめる
    • Step 2. なぜそのような興味を持ったのか理由を説明する
    • Step 3. 最後にインターンを通じて学びたいことを具体的に意思表明する

    ここでのポイントは「インターンに興味を持った点」だけを志望動機として書くのではなく、「興味を持った理由」に焦点を当てることです。

    例えば投資銀行のインターンであれば、
    「投資銀行に興味を持ったのでインターンに応募しました」
    だけでは志望動機として弱いです。

    「なぜその投資銀行に興味を持ったのか」という「理由」に焦点を当てて志望動機を書くことで、完成度が高まります。

    例えば投資銀行の1DAYインターンであれば次のような志望動機が考えられます。

    投資銀行の1DAYインターンの志望動機の例
    • Step 1. M&Aや資金調達を通じて経営に関わる、投資銀行での仕事に興味を持ちました。
    • Step 2. 私は父親が経営者だったため、物心ついた頃から経営に興味を持ってました。そして、自然と将来は経営をする立場、または経営をアドバイスする立場になりたいと考えるようになりました。投資銀行では資金調達、会計、M&Aなどの経営に必要な様々なスキルを身につけることができると考え、今回のインターンに興味を持ちました。
    • Step 3. 今回のインターンを通じて、投資銀行の現場での仕事内容や必要なスキルについて学びたいと思っています。

    上のエントリーシートではちゃんと「興味を持った点→興味を持った理由→学びたいこと」という順番になっています。

    このエントリーシートでも焦点を1番当てているのは「興味を持った理由」の部分です。

    「インターンに興味を持った理由」を「自分の将来ビジョン」に絡めて説明することができれば、志望動機の完成度がさらに増します。

    今回の例で言えば、「自然と将来は経営をする立場、または経営をアドバイスする立場になりたいと考えるようになりました。」の部分ですね。

     

    採用直結型インターンの場合

    採用直結型インターンの場合、通過する人数も限られているので、選考のハードルは企業PR型よりもずっと高くなります。なので、企業PR型のように「仕事内容に興味を持ちました」程度の志望動機では通過することができません。

    採用直結型インターンの選考に通過するためには「自分には将来の夢があり、御社のインターンに参加することで夢の実現に向けて一歩近づく」という明確なメッセージを志望動機で伝える必要があります。

    具体的には、次の順番で志望動機を作っていきます。

    採用直結型インターンの志望動機を書くフレームワーク
    • 結論:インターンを志望ている理由を一文で簡潔にまとめる
      インターンで学びたいことや興味を持った理由を自分の将来の目標と絡めて簡単に1文でまとめます。
    • 将来の目標:「私は将来○○がしたい」
      自分のモチベーションの源となる将来の目標について書きます。最初の1文で将来の夢について語っている場合は改めて書く必要はありません。エントリーシートの序盤で「自分の将来の夢を実現するためにこのインターンへの参加を希望してる」というメッセージを明確に宣言することが重要です。
    • エピソード:夢へのコミットメントを証明するエピソード
      「その夢を持つようになった背景となるエピソード」か「その夢を実現するために今まで行ってきた努力」を語ることで「夢を実現させることへの本気度」を示します。
    • マッチング:「自分の夢」と「企業の事業内容」が一致してる
      インターンの内容や企業の特徴、事業内容について触れて「なぜその企業でインターンしたいのか」を説明します。そのためには「自分の夢」と「インターンの内容」または「企業の特徴」が一致していることを伝えましょう。

    このフレームワークはあくまでも志望動機の文章の流れの一例にすぎません。基本的には「自分には絶対に実現したい将来の夢があること」と「その夢の実現のためにインターンに参加したいこと」の2点を面接官に伝えることができればOKです。

     

    アルバイト型インターンの場合

    最後にアルバイト型インターンの志望動機の書き方を説明します。

    企業がアルバイト型インターンを開催する一番の目的は「労働力の確保」なので、面接では「志望度の高さ」よりも「能力の高さ」のほうが重視されます。

    ただし、興味・関心が低すぎるとインターンを長く続けてくれないと思われてしまうので、その業界や仕事に対する興味・関心の高さが伝わるように書くよう心がけてください。

     

    採用されるインターン志望動機の作り方まとめ

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    最後に、採用されるイン譚志望動機の作り方をまとめます。

    インターンの志望動機は、次の3つのステップに沿って考えていきます。

    インターン志望動機を考える3つのステップ
    • Step 1. インターンの内容を調べる
    • Step 2. 自分の棚卸しをする
    • Step 3. 志望動機を考える

    この流れは「企業研究→自己分析→志望動機を考える」という本選考での志望動機の考え方と同じでしたね。

    インターンの内容は以下の3点を調べます。

    • インターンを開催してる企業について
    • インターンの内容について
    • 企業視点で見た場合のインターンの分類について

     

    自分の棚卸しをするときは以下の2点を整理します。

    • そのインターンで興味を持った点とその理由
    • インターンでの目標設定

     

    そして最後に志望動機を考えます。

    志望動機の書き方は、インターンのタイプによって異なります。

    インターン志望動機のタイプ別の書き方
    • 企業PR型→インターンに興味を持った理由を軸にして、「インターンを通じて何を学びたいのか」を伝える。
    • 採用直結型→「自分には将来の夢があり、御社のインターンに参加することで夢の実現に向けて一歩近づく」というメッセージを志望動機を伝える。
    • アルバイト型→業界や仕事内容に対する興味・関心の高さが伝わるように志望動機を考える。

    このステップに沿ってインターンの志望動機を作ることができれば、あなたの選考通過率はぐっと上がるはずです。

    インターンの選考をこれから受けようとしてる人は、あなたが受けるインターンのタイプをまずは調べて、タイプ別に異なるアプローチで志望動機を考えましょう。

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