面接で聞かれる「学生時代に頑張ったこと」に関する質問の対策法

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    面接で良く聞かれる「学生時代に頑張ったこと」に関する質問を一覧にしました。それぞれの質問に対する面接官の意図と攻略のポイントについてもまとめているので、面接を受ける際の参考にしてください。

    1.「学生時代に最も頑張ったことは何ですか?」

    質問の意図
    学生時代に頑張ったことは面接で必ず聞かれる質問です。面接官がこの質問を通じて知りたいのは、あなたの思考・行動のパターンです。「どのような動機で頑張ろうと思ったのか」「課題解決のために何が重要だと考えたのか」「課題解決に向けてどのように行動したのか」という思考と行動のパターンをチェックして、会社で活躍できる素質があるかどうかを評価しています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • この質問では「なぜそう思ったのか?」「なぜそのように行動したのか?」を繰り返し聞かれます。自己分析で自分に「なぜ?」という質問を繰り替えし問いかけて、自分の過去の行動の深掘りをしておきましょう。
    • 「そのエピソードを通じて最も伝えたいこと」をあらかじめ明確にしておけば、繰り返し「なぜ?」と聞かれても「自分が伝えたいこと」と関連させながら答えることでブレない回答ができます(例:「このエピソードでは好奇心の強さを面接官に伝えよう!」とあらかじめ決めておく)
    • 面接官が知りたいのはあくまでも「あなたの思考・行動のパターン」なので、「私はこんなすごいことをしたんですよ」という成果重視のスタンスでアピールすると失敗します。

     

    2.「学生時代に頑張ったことを複数挙げてください」

    質問の意図
    あなたの多様性をチェックしている質問です。学生時代に頑張ったことを複数挙げてもらったり「3番目に頑張ったことは何ですか?」と聞くことで、複数の視点からあなたの人柄を知ろうとしてます。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 複数のエピソードを通じて自分の思考・行動パターンをアピールすることになるので「一貫性」が重要です。エピソードによってあなたの思考・行動のパターンが全然違っていると、アピール内容の信憑性が低くなってしまいます。
    • 「各エピソードで自分が最もアピールしたいこと」をあらかじめ明確にしておくと、ブレない回答が作れます。
    • 「(部活など)一つのことを本気で頑張ったので、他のことには目もくれませんでした」とアピールするのも一つの手です。

     

    3.「チームで何かを成し遂げた経験はありますか?」

    質問の意図
    あなたが組織で行動できる人間なのかどうかをチェックしている質問です。「チームで何を成し遂げたのか」という事実が知りたいわけではありません。それよりも「チーム内での自分の役割を理解できるか」「チーム全体を助ける行動ができるか」「チームの成果に対する献身性を持っているか」という項目を評価しています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 「こんなすごい成果をチームで残しました」という「成果重視」のスタンスでアピールすると失敗します。面接官が知りたいのはあくまでも「あなたがチームワークを理解した行動をとれる人間かどうか」です。
    • 「チーム内で自分にできることは何かを考えて、チームの成果に貢献した」という「チームへの貢献」を重視した行動をアピールできれば高評価をもらえます。
    • 「組織内における自分の役割を理解できること」「個人の成果よりもチームとしての成果に価値を見出すこと」という「チームへの献身性」をアピールしましょう。

     

    4.「今までに挫折・失敗した経験はありますか?」

    質問の意図
    あなたの「挫折から立ち直る力」を評価するための質問です。「失敗しても折れない強い精神を持っているか」「逆境に立たされたときに冷静な行動を取れるか」「挫折・失敗の経験を次に活かしているか」をチェックしています。その場しのぎの行動はあまり評価されません。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 挫折や失敗の内容がたいしたものではなかったり、失敗の後の克服ストーリーがないとマイナス評価になります。
    • 逆境に立たされた時に「自分が置かれた状況を把握する→成果を出すための戦略を考える→複数ある選択肢の中から最善策を選んで行動する」という流れで戦略的に挫折を乗り越えた経験をアピールできれば高評価がもらえます。
    • 挫折・失敗の経験を通じて学んだことも伝えましょう。

     

    5.「サークル・部活動は何をしていましたか?」

    質問の意図
    あなたの思考・行動のパターンを知るための質問です。どんなサークルや部活動をやっていたのかはあまり関係ありません。「なぜそのサークル・部活を選んだのか」「サークル・部活にどのように取り組んできたのか」という質問を通じて学生の思考・行動のパターンを知り、会社で活躍する素質を持っているかどうかを評価しています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 「なぜそのサークルを選んだのか?」「どんな工夫や努力をしてきたのか?」「サークルで何を学び、弊社での仕事にどう活かせるか?」という質問は必ず聞かれるので答えを準備しておきましょう。
    • サークルでやってきたことをだらだらと説明するだけではマイナス評価です。きちんとした目的意識を持ってサークル活動に取り組み、自分なりの工夫や努力をした経験をアピールしましょう。
    • 「戦略的に考えて課題を解決した経験」「チーム内での自分の役割を考えてチームの成果に貢献した経験」「周囲を巻き込んで何か成果を出した経験」は面接官のウケが良いです。

     

    6.「アルバイトは何をしていましたか?」

    質問の意図
    あなたの思考・行動のパターンを知るための質問です。どんなアルバイトをやっていたのかはあまり関係ありません。「なぜそのアルバイトを選んだのか」「アルバイトにどのように取り組んできたのか」という質問を通じて学生の思考・行動のパターンを知り、会社で活躍する素質を持っているかどうかを評価しています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • アルバイト経験を通じてアピールしたいことを明確にして、あなたの強みが活きた行動について話してください。
    • その際には、「あなたが何を考えて、どのようにアルバイトに取り組んできたのか」という「行動のプロセス」に重点を置いて説明をしましょう。
    • 「戦略的に考えて課題を解決した経験」「チーム内での自分の役割を考えてチームの成果に貢献した経験」「周囲を巻き込んで何か成果を出した経験」は面接官のウケが良いです。

     

    7.「留学経験はありますか?」

    質問の意図
    この質問の意図は2つあります。1つは他の質問と同様に「あなたの思考・行動のパターン」を知るためです。「きちんとした目的意識を持って留学したのか」「留学先でその目的を達成するための行動が取れているか」を評価しています。もう1つは、留学という多様な文化が集まる場の経験を聞くことで、グローバルな活動ができる人材かどうかをチェックしています。また、留年の反省を次に活かせるかどうかも見ています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 留学経験者は山ほどいるので、留学して勉強を頑張った話だけでは他の学生との差別化はできません。
    • 「明確な目的意識」を持って留学し、「留学先でもその目的を達成するために努力したこと」をアピールしましょう。「目的」と「行動」の一貫性が重要なポイントです。
    • 留学先で外人を巻き込んで何かを成し遂げた経験や、留学ならではの経験(異文化との交流、語学力の向上など)をアピールできれば高評価をもらえます。

     

    8.「なぜ留年したんですか?」

    質問の意図
    この質問はネガティブチェックです。生活態度の悪さなどのネガティブな理由で留年したのかどうかをチェックしています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 嘘をついて自分を取り繕おうとするのではなく、正直に留年理由を答えたほうが謙虚さや素直さが伝わって好印象を持ってもらえます。
    • もちろん、ちゃんとした理由があって留年した場合はそれをきっちりと説明しましょう。
    • ネガティブな理由で留年をした場合、反省していることを素直に述べて、そこからの改善や成長を重視してアピールしましょう。

     

    9.「今までで一番うれしかったこと/感動したことは何ですか?」

    質問の意図
    あなたの価値観や人間性を知るための質問です。あなたがどんなことに喜びを感じるのかを知ることで、あなたの価値観が会社と合っているかどうかをチェックしています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 「あなたが喜びを感じるポイント」が会社での仕事内容と関わりがあるものだと、「適正あり」と判断されます。
    • 価値観が離れすぎていると「この学生はうちの会社には向いていない」と判断されます。しかし、入社前の期待と入社後の現実のギャップをなくすためにも、会社に合わせようとせずに素直に自分の価値観を伝えることをおすすめします。
    • 面接官にあなたの喜びと感動を共感してもらえればGOODです。そのためには、喜びを感じたポイントや理由をストーリー仕立てで語ることが有効です。

     

    10.「今までに何かを変革した経験はありますか?」

    質問の意図
    あなたの創造力やイノベーション力、戦略的思考能力を評価しています。あなたがイノベーションを起こした経験を通じて、主体性や周囲を巻き込む力、論理的思考などのビジネス能力をチェックしています。
    面接攻略のワンポイント・アドバイス
    • 突発的なひらめきでイノベーションを起こした経験はあまり評価されません。「状況の分析と把握→解決策を考える→最適な案を選んでイノベーションを起こす」という戦略的な思考に基づいた行動が評価されます。
    • アピールしたいビジネス能力を明確にして、その強みが表れている行動をアピールしましょう。
    • イノベーションの内容がたいしたものでないとアピールにならないので、あなたが起こしたイノベーションのレベル感(周囲への影響や難易度など)は再確認しましょう。

     

    「学生時代に頑張ったこと」を聞く面接質問への対策まとめ

    基本的に、学生時代に頑張ったことを聞く質問はどれも「あなたの思考・行動のパターン」を知ることが面接官の目的になります。「あなたの思考・行動のパターン」と「企業が新卒に求める素質」を照らし合わせて、基準をクリアしていたら内定をもらうことができます。

    高評価を得やすい思考・行動のパターンは、「戦略的な思考に基づいた行動」です。「状況の分析と把握→問題の解決策を考える→複数ある施策案の中から最適なものを選択する→実行に移す→必要に応じて計画を軌道修正する」という戦略的思考仁基づいた行動をアピールできれば、面接官から高い評価をもらえます。

    学生時代に頑張ったことは「なぜそう思ったの?」「なぜそのように行動したの?」と深掘りする質問を繰り返し聞かれます。「エピソードを通じて最も伝えたいこと」を自己分析の段階で明確にしておくことで、経験を深掘りする質問をされても自分の軸をブラさずに回答することができます。

    また、学生時代に頑張った経験がたいしたものでなかった場合、アピール内容の価値が薄まってしまいます。自分の経験がアピールに値するかどうかは事前に再確認しておきましょう。

    一般的には「戦略的に考えて課題を解決した経験」「チーム内での自分の役割を考えてチームの成果に貢献した経験」「周囲を巻き込んで何か成果を出した経験」などは面接官から高評価をもらいやすいです。

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