面接前に考えてほしい「企業があなたを採用する理由」

    こんにちは、上原です。

    これから面接を受けようとしている就活生のみなさん。

    面接を受ける前に、ぜひじっくり考えてほしい問題があります。

    それは「企業があなたを採用する理由」です。

    この視点を持っているかどうかで面接の結果が180度変わります。

    就活生にとってそれぐらい重要なテーマです。

     
    まだ面接まで時間がある人は、丸一日かけてじっくりとこのテーマについて考えてみてください。

    もう面接まで1時間を切っていて時間がない人は、この記事を10分で読んで、「企業があなたを採用する理由」の重要性を再認識しましょう。

    それだけでもきっと、面接の結果に影響を与えるぐらい十分な対策になるはずです。

    面接は「あなたという商品を企業に売り込む場所」

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    あなたは面接、あるいは就活のことをどのようなイメージで捉えてますか?

    • 自分の将来の夢や仕事への熱意をアピールする場所?
    • 自分の能力をアピールして自分の価値を認めてもらう場所?
    • 合コンのように相性の良いパートナー(企業)を見つける場所?

     

    どのイメージも間違ってはいませんが、複数の会社から内定が欲しいのであれば、面接において忘れてはならない重要なことが1つあります。

    それは「面接はあなたという商品を企業に売り込む場所である」ということです。
     

    企業にとっての採用活動とは、就活生という市場の中から自社に最も貢献してくれそうな学生を選んで購入することを意味します。

    サラリーマンの生涯賃金を3億円とするならば、3億円の代金を払って、それ以上のリターンが得られそうな商品(学生)を購入するのが企業にとっての採用活動です。

    たくさんある商品の中から3億円以上の価値があると考えた商品を購入し、逆にその価値が無いと判断したものは購入を見送って不採用の通知をします。
     

    一方で学生にとっての就職活動とは、商品としての自分の価値を企業に売り込み、買ってもらえるように営業する場所です。

    就活生が企業に売っている商品は自分自身です。

    そして就活生がアピールする志望動機や自己PRは営業マンのセールストークとなります。

    自分という商品が持っているポテンシャルを企業に営業し、その価値を認めてもらえれば購入(内定)へとつながります。

     

    内定には「企業があなたを採用するメリット」が必要

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    以上の状況を踏まえると、就職活動とは就活生が自分という商品を売り込み、それを企業が購入するかどうかを決める商取引と捉えることができます。

    企業にとっての新卒採用は3億円の買い物と同じレベルなので、明確な理由もなく適当に商品を選ぶことはできません。

    つまり、企業があなたに内定を出すためには「企業があなたという商品を購入することで得られるメリット」が必要になります。
     

    当たり前のことのように思えるかもしれませんが、この認識を持っていない学生は意外にも多いです。

    頭では分かっているつもりでいても、実際の自己PRや志望動機では「あなたを採用するメリット」がまったく出ていないケースも多くあります。

    今すぐ自分の自己PRや志望動機を見直して、「企業があなたを採用するメリット」をアピールできているかチェックしてみてください。

    チェックするための判断基準として、「企業があなたを採用する理由」が表れていない失敗例をいくつか紹介します。

    以下の例に当てはまっていたら今すぐに面接でのアピール内容を考え直す必要があるでしょう。

     

    企業に採用メリットがない面接アピールの失敗例

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    1.自分の都合ばかりアピールして企業の都合を考えない

    分かりやすい例として、あなたが家電量販店にスマホを買いに行った場面を想像してください。

    そこに店員が「営業成績がやばいのでこのスマホを買ってほしいんです!ぜひお願いします!」と営業をしてきたら、あなたはどう思いますか?

    そんなセールストークで購入を決める人はほとんどいないと思います。
     

    これは就活でも全く同じことが言えるんですが、自分の都合ばかりをアピールして企業側の都合を考えていない学生は意外にも多いです。

    • 私は御社に入社して○○がどうしてもやりたいんです!
    • 私は御社の製品が大好きなので入社を志望しています!
    • 御社で働けば自分は成長できると考えています!

     

    これらは全て「自分の都合」しかアピールしていないので、企業側に採用するメリットがありません。

    先ほどの自分の都合だけでスマホを売ろうとしている店員さんと全く同じです。

     

    2.他の学生(商品)との差別化ができていない

    同じくスマホを買いに行った時に、「このスマホはカメラの性能も処理速度も容量も他のスマホとあまり変わりません。価格も同じぐらいです」と店員に進められたスマホをあなたは買いたいと思うでしょうか?

    「スペックも値段も変わらないならどれでもいいや」と適当に選んだスマホを買うかもしれませんが、他にあなたの要求を満たした製品があればすぐにそちらに目移りするでしょう。
     

    就活においても、他の学生と似たような経験や似たような強みばかりをアピールしていると、あなたを採用する理由を企業に感じてもらうことはできません。

    他の学生とのスペックの違い(人間性、能力、経験)を企業にしっかり伝えないと、あなたの存在はその他大勢の学生の中に埋もれてしまい、特に難関企業からの内定はもらいにくくなります。

    自分のアピールしている内容が他の学生と差別化できているかどうかの再確認が必要です。

     

    3.企業が求める人材とは異なるスペックをアピールする

    祖父へのプレゼント用に機能がシンプルで誰にでも扱えるスマホを買いに行って、「このスマホはカメラン性能がすごくて~」とか「防水防塵機能がついているのでアウトドアでも使えて~」とアピールされても、あなたがそのスマホを買うことはないでしょう。

    身近な事例に置き換えると当たり前なことのように思えますが、就活の現場では企業の人材ニーズを見据えてアピールを考える学生は非常に少ないです。
     

    企業には「こんな学生を採用したい」という明確な採用基準があり、面接官は自社の採用基準をもとに作られた採点シートを使って学生を評価しています。

    つまり、企業が求める基準とまったく違うことをアピールしても、面接官の採点シートでは全く加点されないのであなたのアピールは空振りに終わってしまいます。

    面接では自分がアピールしたいことを闇雲に話すのではなく、企業のニーズに基づいてアピール内容を決めましょう。

     

    4.売り込み(自己PR)の内容が信用できない

    最後の例ですが、店員の見た目や話し方が胡散臭い雰囲気だったり、「このスマホめっちゃすごいんで絶対買った方がいいですよ!」という根拠のないセールストークで商品をアピールしてきたら、あなたはその店員が言うことを信用できるでしょうか?

    これは就活でも同じです。

    どんなに素晴らしい能力を持っていても、面接官に信用してもらえなければ意味がありません。
     

    面接官からの信用を獲得するためには、見た目や話し方がとても重要です。

    清潔感のある身だしなみや落ち着いた喋り方、喋るときの姿勢や目線が面接官からの信頼獲得に大きく影響します。

    また、先ほどの例に挙げた営業マンのように、根拠のないセールストークも信頼されません。

    自分の強みややりたい仕事に対する根拠(理由)が弱いと、面接官には「いろいろと熱く語ってはいるけど、なんか言ってることがあんまり信用できないな」と思われてしまいます。

    面接で何かを主張する時は、必ずその根拠や理由とセットで話すように心がけましょう。

     

    企業があなたを採用する理由は何ですか?

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    「企業があなたを採用する理由は何ですか?」という質問を改めて考えましょう。

    志望動機や自己PRを考えたつもりでも、この問いに対してしっかりと答えられないのであれば、あなたのアピール内容は空振りに終わる可能性が高いです。

    自分の都合ばかりを闇雲にアピールしていたら、気づけば内定ゼロの負け組就活生になっているかもしれません。
     

    企業側のニーズも意識しながら、企業が自分を採用することでどんなメリットがあるのか、つまりあなたが企業に対してどんな貢献ができるのかを考えてみてください。

    この問いに対して明確な答えを今すぐに話せるのであれば、きっとあなたは難関企業からでも内定が取れるでしょう。

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