やりたい仕事が見つからない就活生のための処方箋

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    志望企業がなかなか決まらずに悩んでいる就活生のために、「やりたい仕事を見つける方法」についてお話しします。

    「やりたい仕事が見つからない」のは当たり前

    そもそも、本当にやりたい仕事や夢を明確に持って就活している学生って、ほんの一握りだと思います。就活生だけでなく、実際に働いているサラリーマンですら明確な目標を持っている人は少ないです。

    なので、「やりたい仕事が見つからない。。。」と悩んでいる学生も、全く心配する必要はありません。それはあなただけでなく、他の学生も同じです。みんな心の中で不安を抱えながらぼんやりとやりたい仕事をイメージして、各企業に合わせて志望動機を練り上げているんです。
     

    ほとんどの学生はちゃんと社会に出て働いたこともないですし、世の中にどんな仕事があるのかも把握しきれていません。大学3年生までは将来のことをあまり考えることなくサークル活動やアルバイトを楽しみ、3年の後半から就活生になって初めて、「自分の将来やりたい仕事」について考え始めるんです。

    そんな状況でいきなり「自分のやりたい仕事を見つけなさい」と言われても、なかなか難しいのは当たり前です。

    とは言いつつも、時期が来たら志望企業を決めてエントリーシートを出さなくてはいけません。自信を持って「この企業で働きたい!」と決意することは無理でも、なんとなくでもやりたい仕事は見つけなくてはいけません。

    そこで、やりたいことがなかなか見つからないという就活生のために、「やりたい仕事を見つけるための7つの方法」をご紹介します。

     

    やりたい仕事を見つけるための7つの方法

    1.まずは自分の過去を振り返ってみる

    自分の過去の経験を振り返ってみて、自分が喜びや達成感を感じたのがどんな時だったのかを考えてみましょう。自分のモチベーションの源を分かれば、どんな働き方なら自分が満足感を得られるのかが見えてきます。また、自分の性格や集団の中での立ち位置もあわせて考えてみてください。この作業はどんな企業・業界で働きたいかというよりも、自分に向いている職種を見つけるのに役立つはずです。

    例えば、あなたの「モチベーションの源や性格」と「合っている職種」はこのように結びつきます。

    • 人を喜ばせるのが好きだ→営業職、サービス業
    • 新しいものを発見した時に喜びを感じる→研究職
    • 表舞台に立たず、人のサポートをすることが好き→総務、営業事務などのサポート職
    • 今までにない新しいことを考えるのが好き→商品企画、開発
    • 人にアドバイスをしたり、計画を立てるのが好き→コンサルタント、経営企画

     

    これらはあくまでも一例で、職種というのは数えきれないほどあります。ですが、自分のモチベーションの源や性格と仕事の性質が合っていないと、いつか必ず自分の仕事に疑問を感じる時が来ます。それを避けるためにも、自分のやりたい仕事を考える時は必ず、過去の自分と仕事の内容を照らし合わせてみてください。

     

    2.世の中にどんな仕事があるのかを学ぶ

    そもそも世の中にどんな仕事があるのか、あなたはどの程度知っているのでしょうか?どんな仕事があるのかも分からない状態でやりたい仕事について悩むのは無意味です。

    世の中にどんな仕事があるのかを学ぶにはいくつか方法があります。

    • 本を読む
      私がお勧めしているのは以下の4冊です。
      新 13歳のハローワーク
      就職四季報
      業界別カイシャの正体 会社図鑑!2011 地の巻
      業界別カイシャの正体 会社図鑑!2011 天の巻
      会社図鑑はかなりリアルな企業の実情が書かれているのですが、残念ながら新しい刊は出ていないようです。
    • 会社説明会に参加する
      最初は合同説明会に参加して、偏見を持たずにいろいろな企業の話を聞きましょう。ある程度興味のある業界が出てきたら、合同説明会ではなく個別の会社説明会に参加して、詳しい話を聞きましょう。
    • OB・OG訪問をする
      実際に働いている社員から具体的な仕事内容やキャリアについて話を聞きましょう(詳細は後述)。
    • インターンに参加する
      話を聞くだけでなく、インターンに参加して実際に仕事を体験してみましょう。「百聞は一見にしかず」です(詳細は後述)。

     

    3.OB・OG訪問で具体的な仕事内容や仕事のやりがいを聞く

    会社説明会だけではあまり細かい話や実情は教えてもらえないので、実際にOB・OGに会いに行きましょう。OB・OG訪問のコツは、相手の年次によって質問の内容を変えることです。

    • 若手のOB・OGの場合→就活時にどうやって内定をもらったか。入社前と入社後のギャップ。若手の具体的な仕事内容。仕事のやりがいや面白さ。
    • ベテランのOB・OGの場合→どんな学生を採用したいか。入社から現在までのキャリア。入社後にどんなキャリアパスが考えられるか。これまでにやりがいのあった仕事や成功体験。

     

    参考記事:OB訪問で必ず聞いておくべき質問リスト30選

    obog_qaOB訪問で必ず聞いておくべき質問リスト30選
    OB訪問の成果を内定へとつなげるためには、しっかりとした目的意識を持って事前に質問を準備しておくことが大切です。OB訪問で聞くべき質問の具体例を目的別にリスト化し、各質問のポイントをまとめました。OB訪問に行く時は目的意識を持とう難関企業からの内定が欲...

     

    4.インターンに参加して、実際に仕事を体験してみる

    話を聞いただけでは完全に理解することはできないので、インターンにもできるだけたくさん参加しましょう。可能であれば、長期のインターンにも参加した方が良いです。

    インターンに参加することで具体的な仕事内容を実践的に学ぶことができますし、インターンが内定に直結している場合もあるので、一石二鳥です。インターンに参加すれば現場の社員と話すこともできるので、人脈も広がります。

    参考記事:インターン選考を受ける就活生が読むべき記事まとめ

    internship_summaryインターン選考の完全攻略マニュアル【インターンを内定につなげる秘訣】
    インターンへの参加はメリットしかありません。企業に対する理解が深まるのはもちろんのこと、インターンの結果次第では本選考でも有利になる可能性があります。しかし、インターンの中には参加する意味があまりない内容の薄いものもたくさんあります。なので効率良...

     

    5.机の前で悩んでも答えは見つからない。とにかく行動する

    なかなか自分のやりたい仕事が見つからないと悩んでいる人は、とにかくまずは行動してみることです。会社説明会に行く、OB・OGに会いに行く、業界本を読む、他の就活生の話を聞く、などなど。

    机の前に座って考えているだけでは答えは見つかりません。とにかく行動してみないことには何も始まらないんです。

    私は特に「悩んだときは人と話すこと」をお勧めしています。企業説明会に行ったらできるだけ手をあげて質問した方が良いし、社員さんが来ているのであれば個別に質問に行きましょう。いろいろな人の生の声を聞くことで、自分のやりたい仕事についても何か見えてくるはずです。

     

    6.自分の理想的な生き方から働きたい仕事を考える

    ここまでは「仕事について知る(インプット)」→「自分のやりたい仕事を考える」という流れでしたが、自分の理想的な働き方、生き方について考えることも大切です。一度就活のことは忘れて、「こんな仕事がしたい」というよりも、「こんな働き方・生き方がしたい」と考えてみてください。

    例えばその結果が、「とにかく楽をして生きたい」とか「仕事よりも趣味の世界に没頭したい」というように、一見すると就活と離れるような考えになっても問題ありません。

    もし「楽な仕事に就きたい」のであれば、残業が少ない企業や楽だけどそこそこ給料の良い仕事を探せばいいんです。「趣味の世界に没頭したい」のであれば、その趣味が都関係のある仕事や労働時間が短くてワークライフバランスの良い企業を探せばいいんです。

    世界をまたにかけた働きたいのであればグローバルな企業を探せばいいし、手に職を身につけて職人的な働き方がしたいなら働きながら資格が取れる会社を探しましょう。

    「何をしたいか?」と考えるのではなく、「どんな風になりたいか?」と視点をずらして考えるのがここでのポイントです。

     

    7.どうしても決まらなければ、お金を基準に考える

    どうしてもやりたい仕事が決まらなければ、給料を基準に入りたい企業を見つけましょう。「企業 平均年収」や「職業 平均年収」で検索すれば、参考になるサイトがたくさん出てきます。

    何のために働くのかをじっくり考えると、けっきょくは「お金のため」という結論に至ります。「お金を稼ぐ」ということになんとなく嫌悪感を抱く人もいますが、「お金を稼ぐ」というのは「それ相応の価値を提供した対価を得る」ということです。

    お金だけでなく、労働時間や福利厚生、得られるスキル、会社の収益性や財務の健全性など、条件面で志望企業を選ぶのも1つの手です。
     

    焦らずじっくり。悩んでいるのはあなただけではない。

    冒頭にも書きましたが、本当にやりたい仕事が見つかって就活をしている学生なんてごくわずかです。皆なかなか自分の目標が見つからない中、探り探り就活をしているんです。

    就活をしていると周りの学生が輝いて見えて、だんだんと自信がなくなっていきます。例えば集団面接に行くと、自分以外の学生がものすごいことを言っているように聞こえて、自分が話す内容がしょうもないちっぽけなことに思えてきます。

    しかし実際には、あなたと他の学生にたいした差はありません。輝いて見える学生がいてもたいていは背伸びをしているだけで、実際の心の中はあなたと同じように不安を抱きながら就活をしていることが大半です。

    なので、自分のやりたい仕事が見つからないからといって焦る必要はありません。落ち込む必要も全くありません。

    誰もがいろいろな悩みを抱えながら五里霧中の就活をしているんですから、いろいろな人の話を聞きに行って、焦らずじっくり自分のやりたい仕事を探しましょう。

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