部下として扱いにくそうな学生は採りたくない【企業の本音】

    私は外資系企業で新卒採用の仕事もしていました。
    その経験をもとに「企業の視点」から採用担当者の本音を書きます。

    企業が学生の何を見て評価しているのか、参考にしてみてください。

    面接では、必ずしも優秀な学生が内定をもらえるとは限りません。

    どんなに優秀な学生でも「部下として扱いにくい」と思われてしまうと、内定は難しくなります。

    なぜ部下としての扱いやすさを重視するのか?

    「部下として扱いにくい」というのは要するに「一緒に働きたくない」ということです。

    どんなに優秀な学生でも、一緒に働きたいと思われなければ内定をもらえないのも当たり前です。

    つまり就活では、「優秀さのアピール」よりも、「一緒に働きたいと思ってもらう」ことの方が重要なんです。
     

    最近は特に「扱いやすさ」を重視する傾向が強まっている気がします。

    真実かどうかは別として、最近のメディアは「ゆとり世代」や「3年で辞める若者」といったキーワードを強調しています。

    ネット上では「またゆとり世代がやらかした」という話題がよくあがるくらいです。
     

    最近の新卒学生が本当の意味で「ゆとり」になっているのかどうかは分かりませんが、このトレンドは企業の採用動向にも影響を与えています。

    部下として扱いやすそうな、「従順、強いメンタル、機転、気配り、礼儀、体力」というキーワードが当てはまる学生の方が内定をもらいやすくなっています。
     

    どんな学生が部下として扱いにくいと思われる?

    では逆に、どんな学生が「部下として扱いにくそう」だと思われるのでしょうか?

    そう思われてしまう学生の特徴を箇条書きで挙げます。

    • 礼儀が正しくない
    • 自分が優秀だと自覚しており、周りを見下した態度をとる
    • 自己主張が強く、グループディスカッション等で周りの意見を聞かない
    • メンタルが弱く、すぐに心が折れそう
    • ネガティブ思考

     

    大別すると、「意見を曲げないタイプ」と「メンタルが弱いタイプ」の2種類に分けられます。
     

    意見を曲げないタイプは、自分のことを優秀だと思っており、上司からの指示に素直に従うことができません。仮に自分が間違っていたとしてもそれを認めず、間違いを指摘されると不機嫌になります。

    メンタルが弱いタイプは、上司として叱りにくいです。もちろん過度なパワハラはいけませんが、ちょっとした注意でも落ち込まれてしまうと、一緒に働きにくいです。

    この2種類に当てはまる学生は、「部下として扱いにくそう」と思われて内定の確率が下がります。
     

    だから部活をやっていた学生は内定をもらいやすい

    大学で運動部に所属していた学生が内定をもらいやすいのもこのためです。

    4年間も大学の運動部に所属していたということは、体力や根性がしっかりしていることはすぐに分かります。

    メンタルも鍛えられているはずなので、少し叱ったぐらいでは心も折れません。

    なにより、体育会の厳しい上下関係に慣れているので、会社での「上司と部下」の上下関係にもなじみやすいでしょう。

    少なくとも、サークル感覚の緩い上下関係を会社に持ち込むリスクは低いと思います。

    鍛えられた体力とメンタルを持っていて、厳しい上下関係にも慣れている運動部所属の学生は、就活ではほかの学生よりも有利になります。
     

    部下として扱いやすい学生とは?

    最初にも簡単に書きましたが、「部下として扱いやすそう」と思ってもらえる学生は、以下のような特徴を持っています。

    • 礼儀正しい
    • 人の意見を素直に聞ける
    • 体力がある
    • メンタルが強く、ポジティブ思考
    • 自分で考えて行動をし、日々改善をしようとする
    • ケアレスミスが少なく、指示を的確にこなす

     

    後半はビジネスマンとしての能力も関係してきますが、基本的には「メンタルが強くて従順な人」が部下として好まれます。

    別に「従順な社畜になれ」と言っているわけではありません。

    メンタルの強さや体力のアピールは当たり前ですが、「自分は素直に他の人の意見を聞けること」をアピールするのが大切です。

    自己主張が強い人ならば、内定をもらうために「話が聞けるふりをする」のでもかまいません。
     

    ・自分だったらどんな部下が欲しいと思うか?
    ・自分の志望企業がどんな若手を採用したいと思っているか?

    自己アピールを考える時は、この2つのポイントも意識してみてください。

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